イカメタルで使われるスッテやエギ、種類が多すぎて何を買おうか迷いますよね。
釣具屋に行っても、目移りしてしまい決められない。いろいろ買うけど、使わない。
そんな経験ありませんか?
そんな方に、イカメタル歴5年以上の私のおすすめのスッテ・エギを紹介します。
- どんなスッテやエギを揃えたらいいか迷ってしまう
- いろんな種類を買うけど、結局使わない
- いろいろ持ってるけど、似たような物ばかりで使い分けができない
こんな人に参考にしていただきたいです。
スッテ・エギとは?
スッテやエギはイカを釣るためのルアー(疑似餌)の事です。
スッテやエギは大きく分けて3種類に分類されます。
鉛スッテ
鉛スッテとは金属でできた重たいイカ専用のルアーの事です。
イカにエサと思わせて、釣る役割のほかに、オモリとしての役割もあります。
浮きスッテ
浮きスッテとは水に浮かぶような軽いイカ専用のルアーの事です。
上で紹介した鉛スッテと組み合わせて、使用してイカを誘います。
エギ
エギは元々アオリイカ等を狙ったエギングで使用するルアーでしたが、イカメタルでも使用される様になりました。
エギは鉛スッテほど重くなくオモリの様な役割は無く、浮きスッテの様に水に浮かぶほど軽く無く、水中でゆっくりと沈みます。
エギも上で紹介した鉛スッテと組み合わせて、イカを誘います。
鉛スッテの重さ(号数)の選定
鉛スッテの重さ(号数)はポイントの深さ、潮の速さによって変わります。
どの重さを持っていくと良いかは、乗る船の船長に予約の電話の時に聞いておきましょう。
私が良く行く日本海の福井県小浜・敦賀・越前・三国などでは15号~20号を中心に使用します。
海が荒れていたり、潮が速い時に仕掛けを安定させる為に重めの鉛スッテを持っておくことをおすすめします。
また、鉛よりも比重の高いタングステン製のスッテもあります。
価格は高めですが、重さの割にシルエットが小さくイカにが抱きやすく、より安定性が高くなる為、おすすめです。
スッテ・エギのカラーの選択
スッテ・エギのカラーについてです。カラーは非常に大切で、日や時間帯で変わってきます。
その時に合ったカラーだと、イカのアタリが出るまでの時間が短くなります。
カラーの選択・ローテーションは、まず水中で目立つカラーから始めて、徐々に目立ちにくいカラーにローテーションをしていきます。
鉛スッテと浮きスッテ・エギの2種類を使用する場合、この2種類の目立ち具合を変えてみても良いでしょう。
目立ちやすいカラーから、徐々に目立ちにくカラーにしていき、適切な目立ち方を調べていきます。
詳しくは“スッテ・エギのカラーは?カラーローテーションの考え方”の記事でまとめていますので、そちらをご覧ください。
おすすめの鉛スッテ
おすすめの鉛スッテを紹介します。
- アニサキス アニサキスッテ
- ダイワ ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ / イカメタルスッテTG
- GEECRACH 泥棒スッテ
それぞれの特徴を解説していきましょう。
アニサキス アニサキスッテ
やや頭下がりの姿勢でゆっくりフォールする特徴があります。
ゆっくりフォールする事でイカにじっくりアピールする事が出来ます。
カラーラインナップもわかりやすく、赤緑は光らない、赤黄は少し光る、赤白はまあまあ光ると使い分けが簡単です。
また、止めている時は流れに対してお腹側を向け必ず一定の方向をキープする為、
イカが潮の流れに対し、どの方向からアタックしてきたかイメージしやすいって特徴があります。

ダイワ ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ / イカメタルスッテTG
フォールスピードは速めで、底取りがしやすい。
布と金属部の間に中綿が入っており、綿が入っている為、柔らかい感触でイカに違和感を与えにくい。
頭の部分がケイムラカラーになっていて、アピール力が強いといった特徴があります。
また、カラーラインナップでは、リフレクトカラーやケイムラカラーといった特徴的なカラーがあるのもおすすめする点です。

GEECRACH 泥棒スッテ
フリーフォールではヒラヒラとイレギュラーな落ち方をして、イカにアピールします。
テンションフォールでは、後方からスーッと素早くフォールをする特徴があります。

おすすめの浮きスッテ
おすすめの浮きスッテを紹介します。
- DUEL EZスリム
- DUEL EZベイト
- キーストン 浮きプラ ハイブリッドバリ
それぞれの特徴を解説していきましょう。
DUEL EZスリム
エビの様なフォルムをしており、ふわふわと浮く様な動きをします。
カラーラインナップも豊富で、ケイムラ・夜光・ブルー夜光(青色の発光)と状況に合わせて使い分ける事が出来ます。
また、ラトル入りのモデルもあり、エビが逃げる際に水中に響くサウンドを再現したモデルもあります。

DUEL EZベイト
小魚の様なフォルムをしており、ふわふわと浮く様な動きをします。
”EZスリム”と同様、カラーラインナップも豊富で、ケイムラ・夜光・ブルー夜光(青色の発光)と状況に合わせて使い分ける事が出来ます。

キーストン 浮きプラ ハイブリッド針
非常に細いフォルムをしており、高い浮力が特徴です。
ヤリイカは細長い物とゆったりとした動きを好む為、特にヤリイカ釣りにおすすめです。

おすすめのエギ
おすすめのエギを紹介します。
- ダイワ エメラルダスイカメタルドロッパー
- シマノ セフィアスイスイドロッパー
- シマノ セフィアクリンチフラッシュブースト
- キーストン モンローエギ夜焚きチューン
それぞれの特徴を解説していきましょう。
ダイワ エメラルダスイカメタルドロッパー
イカがアタックしやすい安定した前傾姿勢のフォールが特徴で、誘いのしゃくり時に鋭いダートアクションでイカにアピールをしてくれます。
ラトル入りの仕様やフォールスピードが遅い仕様など、様々なシチュエーションでの使い分けができます。

シマノ セフィアスイスイドロッパー
水平に近いフォール姿勢でイライラする程のスローフォールに調整されており、スレたイカを焦らしてアタックさせます。
また、特徴的なウェイト形状が採用されており、エギがスムーズに潮上を向きやすくなります。

シマノ セフィアクリンチフラッシュブースト
最大の特徴はボディ内部にフラッシュブースト機構と呼ばれるスプリングで吊るされた反射板搭載されており、エギが止まっても反射板が揺れて、光の反射でイカを誘います。

キーストン モンローエギ夜焚きチューン
軽いシャクリで縦に跳ね上がり、ぴたっと安定したフォールが特徴です。
アクションからステイ、フォールまで一連の動作に無駄がなくくナチュラルに移行することでイカのアタックを誘います。

以上、おすすめのスッテ・エギを紹介させていただきましたが、下で簡単に仕掛け(オバマリグや)や浮きスッテ・エギの使い分けを紹介させていただきます。
仕掛け オバマリグ
イカメタルではオバマリグと呼ばれる仕掛けを用います。
仕掛けの上側にドロッパーと呼ばれる浮きスッテやエギを付けます。
仕掛けの下側にはオモリの役割も果たす鉛スッテを装着します。

ドロッパーを付ける枝の糸の長さは製品によって異なります。
枝の糸の長さによる、基本の使い分けは以下の通りです。
枝が短い:イカが小さい、潮が緩い、海が荒れていない、メリハリのある動きが良い
枝が長い:潮が速い、海が荒れている、ゆったりとした動きが良い
枝が短いとドロッパーの動きはメリハリが付き、イカのアタリはわかりやすくなりますが、ドロッパーを止めて安定させることが難しくなります。
枝が長いとドロッパーの動きはゆったりとなります。イカのアタリはわかりにくくなりますが、潮が速ければ糸が張る為、比較的アタリがわかります。また、海が荒れていても、ドロッパーを安定させやすくなります。
浮きスッテとエギの使い分け
浮きスッテとエギの使い分けについてです。
浮きスッテとエギの違いを紹介しますと、
浮きスッテは名前の通り、水の中に入れると浮くスッテです。逆にエギは水の中に入れると沈みます。日によって、浮く物が良かったり、沈む物が良かったりするので、使い分けましょう。
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