イカメタルを始めたばかりの人にとっては、”イカメタル=ケンサキイカ”というイメージかもしれません。
しかし、イカメタルでは時期やポイントによって、様々なイカを狙うことができます。
この記事では、狙う事の出来るイカの種類とそれぞれのイカの性格や釣りでの狙い方を解説します。
- イカメタルを始めたばかり、または始めてみたい
- いつも釣っているイカ以外を釣ってみたい
- いつも狙いのイカ以外のイカばかり釣れてしまう
こんな人に読んでもらいたいです。
ターゲットのイカは?
ターゲットとなるイカは、主にケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカです。
季節や場所によって、釣れるイカが異なりますが、イカメタルの聖地”福井県敦賀”では、時期によって釣れるイカが変わるものの、1年を通して、イカメタルを楽しむことができます。
また、三重県では冬のイカメタルでケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカの3種類のイカを狙うことが出来ます。
ケンサキイカ
イカメタルのターゲットと言えば、ケンサキイカを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ケンサキイカは、福井県や京都府等、日本海では例年、6月ぐらい~11月ぐらいまで釣れてくれます。
また、三重県等の太平洋では7月~9月の夏の期間や12月~3月の冬の期間に釣れてくれます。
ケンサキイカの性格・狙い方
非常に気分屋なイカで良くツンデレな性格と言われています。
日によって、反応の良いスッテの動きやカラー、大きさなどが変わり、その日の反応の良い物を探すことが必要です。
また、執着心が強い一面があり、一度スッテにアタックすると、針に掛からなくても、再度同じルアーにアタックしてくる事が多いです。
その為、ケンサキイカを狙うときは、アタリがあっても針に掛からなかったときは、同じ水深で誘ってやると、再びアタリが出る事が多いです。
ケンサキイカを釣る時は、アタリがあった水深を丁寧に誘う。
少し誘ってもアタリが出なければ、また別の水深を探り、アタリがある水深を探す事で数を伸ばすことが出来ます。
ケンサキイカの食味
ケンサキイカは火を通しても硬くなりにくく、甘みが強く、非常に美味なイカです。
好みの問題もありますが、私はケンサキイカがイカの中で一番おいしいと思っています。
ヤリイカ
ケンサキイカは、福井県等、日本海では例年、12月末ぐらい~3月ぐらいまで釣れてくれます。
また、三重県等の太平洋でも1月~2月ぐらいの期間に釣れてくれます。
ケンサキイカの性格・狙い方
非常に憶病なイカでゆったりとした動きを好む傾向があります。
細長いシルエットを好み、キラキラと光を反射するような色を好む傾向があります。
また、釣れる時期が産卵の為、浅場に入ってくるタイミングと言うこともあり、非常に日ムラの激しいことが多いです。
ヤリイカの食味
ヤリイカも火を通しても硬くなりにくく、非常に美味なイカです。ケンサキイカに比べて、やや甘みは少なく、さっぱりとした味わいが特徴です。
ヤリイカは水温や外気温が低い時期に釣れ、墨を吐きにくい特徴がある為、個人でも活かしたまま家に持って帰ることが出来ます。
活きたイカを持って帰れば、究極に鮮度の良い透き通った身の刺身を食べることが出来ます。
ヤリイカを活かして持ち帰る方法は、こちらの記事で紹介しています。
スルメイカ
福井県等の日本海、三重県等の太平洋側で、比較的年中釣れるのがスルメイカです。
また、5月初めぐらいから6月ぐらいまでは、小型のスルメイカである”ムギイカ”を狙った釣り船が出船していたりします。
スルメイカの性格・狙い方
非常に獰猛なイカで同じ生け簀で活かしておくと、他のイカを食べてしまうこともあるほどです。
また、遊泳力も高く、速く動くスッテにも、アタックしてきます。
非常に獰猛な性格で食にも貪欲な為、目立つ様な激しい動きや目立つ色を使用することで、狙って釣る事が出来ます。
逆にケンサキイカやヤリイカを狙っている時にスルメイカばかり釣れてしまう、スルメイカを避けて釣りをしたい。
と言うときは、激しい動きを避け、目立ちにくくすることで、ケンサキイカやヤリイカを狙い打つことが出来ます。
スルメイカの食味
5月~6月に釣れる小型のスルメイカは、ムギイカと呼ばれ、身も柔らかく非常に美味しいです。
また、一夜干しや完全に乾燥させたスルメなどの酒のあてにピッタリな食べ方や、肝が大きい特徴から、塩辛や肝焼き等スルメイカならではの食べ方があります。
まとめ
イカメタル・オモリグで、場所によっては1年を通して、様々なイカが狙えます。
それぞれのイカに好みのスッテのシルエットや色、動きがあるので、狙いのイカに合わせて誘ってみましょう。
イカによって、釣り味も異なり、1年中イカメタルを楽しむことができます。
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