
京都・福井で5年以上、船釣りをしているSSです
1年中、京都・福井の日本海に釣りに出かけています。
”なんかこの時期って釣る物ないんだよなぁ。”、”なんか新しい釣りしたいけど、なんかないかな?”って方、いらっしゃらないですか?
新しい釣りを始めようかな?って人に、5年間以上、京都・福井の海で船釣りをしている私の年間釣行スケジュールを紹介したいと思います。
- この時期って釣る物なくて、暇なんだよなぁ・・・
- 新しい釣りしたいけど、なんかないかな?
- 新しい地域で釣りがしたい!!
こんな人は、きっと新しく挑戦する釣りの参考になると思います。
それでは、年間通して、船釣りをしている私の年間の釣行スケジュールを紹介します。
年間スケジュールのまとめ

上の表が京都・福井で私が行っている釣りのスケジュールです。
こうして見ると、年中釣りをしている事がわかります。
では、各季節での釣り方や釣れる魚のお話しさせてもらいます。
春 3月~5月
タイラバ
3月~6月にかけて、ノッコミマダイを狙ったタイラバが最盛期となります。
タイラバってどんな釣り?って人は、下の記事を読んでみて下さい。
特に4月後半~6月中旬の時期のマダイは産卵前後でエサをたくさん食べる為、比較的、大型のマダイが簡単に釣れてくれます。
イカメタル
3月は産卵期終盤のヤリイカ、5月からはケンサキイカ・ムギイカ(小型のスルメイカ)を狙ったイカメタルが盛んです。
イカメタルってどんな釣り?って人は、下の記事を読んでみて下さい。
釣れ始めのケンサキイカは大型の個体が多く、胴長40cmを超える個体は大剣と呼ばれます。
大きなケンサキイカは、釣り味も食味も良い為、人気の釣り物です。
バチコンアジング
5月~6月にかけて、バチコンアジングで大型のアジが釣れます。
バチコンアジングってどんな釣り?って人は、下の記事を読んでみて下さい。
バチコンアジングでは、陸からのアジングでは考えられない様な40cmを超える大型のアジも釣れます。
この時期のアジは、産卵を控え脂が乗っており、たまごや白子も持っていて、非常においしいです。
ジギング
春の3月~5月にはジギングで大型のブリが釣れます。
この時期のブリは水温が上がってきて、少し痩せかけていますが、イワシについていて、非常に積極的にアタックしてきます。
1年の中で一番ブリを釣りやすい時期ではないかと思います。
夏 6月~8月
イカメタル
6月~10月ごろまでは、ケンサキイカを狙ったイカメタルが最盛期を迎えます。
例年、福井では8月終盤ごろに、釣りにくくなる時期がありますが、少しすると再び釣れる様になる年が多いです。
これは、福井では、前半に釣れるケンサキイカと後半に釣れるケンサキイカの群れが違う為です。
夏の釣りはとっても暑いですが、夕方~夜の比較的涼しい時間帯に釣りが楽しめるのもメリットです。
バチコンアジング
6月ぐらいまでは、バチコンアジングで大型のアジが釣れます。
バチコンアジングでは、陸からのアジングでは考えられない様な40cmを超える大型のアジも釣れます。
この時期のアジは、産卵を控え脂が乗っており、たまごや白子も持っていて、非常においしいです。
SLJ(スーパーライトジギング)
7月中ごろ~9月中ごろまで、SLJ(スーパーライトジギング)で小型のヒラマサが狙えます。
SLJ(スーパーライトジギング)ってどんな釣り?って人は、下の記事を読んでみて下さい。
ヒラマサは海のスプリンターと呼ばれ、小型でもとても良くヒキ、釣って非常に楽しい魚です。
食べてもクセが無く、非常においしい高級魚です。
また、小型のヒラマサに混じり、ハマチも釣れてくれます。
ハマチも小型でもとても良くヒキ、釣って非常に楽しい魚です。
また、脂はあまり乗っていませんが、非常に食べやすく、おいしくいただける魚です。
鱈ジギング
6月~9月ごろまでは、鱈を狙った中深海ジギングが最盛期を迎えます。
鱈ジギングってどんな釣り?って人は、下の記事を読んでみて下さい。
鱈と言えば、冬の味覚で白子のイメージが強いですが、冬季に産卵を終えた鱈は、ハタハタ等をたらふく食べ、産卵のダメージを回復しています。
その為、鱈は6月~9月が一番おいしく、釣りやすいです。
中深海ジギングと聞くと難しそうに聞こえますが、とっても簡単なので、中深海ジギングの入門におすすめの釣りです。
タイラバ
夏場は水温上昇と共に釣りにくくなるマダイですが、6月中ごろぐらいまでは釣れてくれます。
産卵を終えて、体力を回復したいマダイは、活発にエサを食べますので、4月後半~6月中ごろ、タイラバで大型のマダイが簡単に釣れてくれます。
秋 9月~11月
タイラバ
夏場は水温上昇と共に釣れにくくなるマダイですが、水温が下がり始める11月前後から再び釣れ始めます。
11月前後は、産卵期と共にタイラバで比較的簡単にマダイが釣れる時期です。
イカメタル
初夏から釣れるケンサキイカを狙ったイカメタルは、9月ごろまでが最盛期です。
10月以降も釣れてくれますが、釣れる数が減ってきます。
ただし、数は減りますが、11月以降は比較的大きなケンサキイカが釣れる年が多いです。
SLJ(スーパーライトジギング)
夏から引き続き、9月中ごろまでは、SLJ(スーパーライトジギング)で小型のヒラマサやハマチが釣れ続けます。
それ以降は、比較的ヒラマサが大きくなり、SLJで釣るのは、なかなか難しくなってきます。
冬 12月~2月
ジギング
12月~1月にかけて、ジギングでハマチが釣れてくれます。
この時期のハマチはメタボハマチと呼ばれ、非常に脂がのり、おいしいです。
また、非常に大きな群れで入ってきて、果敢にルアーにアタックしてくる為、釣りやすい時期でもあります。
船でジギングをやってみたいという方は、この時期のハマチから始めるのが釣りやすい為、おすすめです。
また、冬季には寒ブリを狙ったジギングも盛んにおこなわれます。
こちらは少し難易度が上がりますが、非常に脂ののった、寒ブリを狙うことも出来ます。
イカメタル
例年、12月末ごろから、3月末ごろまでヤリイカがイカメタルで釣れます。
シーズン序盤は、非常に深い水深を狙うことが多く、比較的大型の雄ヤリイカが釣れます。
シーズン中盤~終盤は産卵の為、比較的浅い水深にいるヤリイカを狙うことが多いです。
シーズンが終盤に近付くにつれ、サイズは小さめですが、卵を持った雌ヤリイカが増えてきます。
タイラバ
水温が下がり始め、11月前後から再びタイラバで釣れ始めるマダイですが、12月に入り水温がさらに下がると、少しづつ釣れにくくなります。
1月あたりは、マダイを釣るのが非常に難しくなりますが、さらに季節が進み、低い水温でも安定すると、非常に深い水深のエリアでマダイが釣れるようになります。
難しい時期ではありますが、おいしい寒マダイを狙う釣り人も少なくありません。
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