SLJ(スーパーライトジギング)に興味があるけど、やった事がない。どうやるの?始めてみたい。って方、いませんか?
小型ジグを使うことで、これまで釣ることが難しかった魚を釣ることができるSLJです。
SLJについて、まとめているサイトは多いですが、地域や狙う魚で、大きく釣り方は異なります。
福井でのSLJ歴3年となる私が福井でのSLJの始め方・釣り方のポイントを解説いたします。
- SLJに興味があるけど、やった事がない
- SLJを始めてみたい
- SLJはやった事があるけど、福井ではやった事がない
こんな人もこの記事を読んで、実際にやってもらえればと思います。
SLJ(スーパーライトジギング)ってどんな釣り
ジグと呼ばれる金属製のルアーを使い、魚を釣るのがジギングと言う釣りです。
SLJ(スーパーライトジギング)は、そのジギングの中で非常に軽い小さなジグを用いて、行う釣りです。
小型ジグを使うことで、これまで釣ることが難しかった魚を釣ることができるのがSLJです。
また、SLJの道具は通常のジギングにくらべ、はるかに軽く扱いやすいです。
使用するジグも軽ければ、ねらう水深も浅い、SLJはジギングの入門に最適だと言えるでしょう。
ターゲットの魚は?
ターゲットとなる魚は、主に青物・マダイ・根魚などです。
ヒラマサ

ヒラマサは海のスプリンターと呼ばれ、小型でもとても良くヒキ、釣って非常に楽しい魚です。
針に掛かると、すごい勢いで海底の岩などの根に向かって走り出し、気を付けないと糸を根に擦られ、切れてしまいます。
その為、ヒラマサが針に掛かった時は、急いで糸を巻き、ヒラマサを海底から引き離してあげるのが重要です。
また、食べてもクセが無く、非常においしい高級魚です。
ハマチ

ヒラマサと共に釣れる青物がハマチです。
ハマチはブリの若魚のことで、この魚も青物らしく小型でもとても良くヒキ、釣って非常に楽しい魚です。
ヒラマサとの違いは、針に掛かっても、海底の岩などの根に向かっては走らない為、落ち着いてゆっくちやり取りをすれば、比較的簡単に釣り上げることができます。
マダイ

魚の王様とも呼ばれるマダイもターゲットのひとつです。
マダイは雑食性で、貝などから甲殻類・イカや小魚などを食べます。
小魚や小さなイカを食べている様なマダイは、SLJで簡単に釣れることがあります。
キジハタ(アコウ)

キジハタ(アコウ)も釣れるて嬉しいターゲットのひとつです。
キジハタは海底付近に住んでいるので、狙うときは底の方を狙いましょう。
夏に旬を迎える魚で、癖がなく、脂も乗り、非常においしいお魚です。
カサゴ

こちらも代表的な外道のカサゴ。
中々魚が釣れない、厳しい日にもカサゴだけは釣れてくれたりする、ありがたい魚です。
身がしっかりしていて、様々な料理に合いますが、おすすめは唐揚げです。
3枚に卸した中骨もじっくり素揚げをすれば、せんべいみたいにおいしくいただけます
どんなものを用意したらいい?
竿・リール
竿は専用の竿を使う方が良いです。SLJ用の少しパワーのある竿を使用することをおすすめします。
30g~60gあたりのジグが使える竿を選定しましょう。
リールはスピニングリールがおすすめです。ジグを投げて、釣りをすることも多い釣りですので、まずはスピニングリールを使用しましょう。
一回やってみたいと言うのであれば、レンタルの竿とリールがある船に乗るのもおすすめです。
糸
糸はメインラインの先端にリーダーと呼ばれる糸を結んで、使用します。
メインラインはPEラインの0.8号~1.2号ぐらい、リーダーはフロロカーボンラインで4~5号ぐらいが標準です。
PEラインの長さは、釣りに行く時期や船によって変わるので、行こうとしている船に電話で聞いてみるといいと思います。
その際におすすめの糸の太さ等も聞いておきましょう。基本はPE1.0号、200mぐらいです。
ジグ
おすすめのジグは以下の3点です。
- TANA JIG あいやージグ
- TANA JIG あいやージグ スレンダー
- ガイドサービスセブン makie
カラーはシルバー系の色を揃えるのがおすすめです。
重さはその時々の場所によって違うため、事前に船長さんに聞いておきましょう。
また、makieには、ブレードを付けるのもおすすめです。
針
おすすめの針は以下の3点です。
- TANA JIG スーパーライトフック完成品 ライトグリーン (アシストフック)
- TANA JIG スーパーライトフック完成品 ライトグリーン (アシストフック)
- がまかつ アシストフック ショートスナイパー(ダブル)
また、SLJぐらいまでのフックであれば、簡単に自作できるので、作ってみても良いと思います。
釣り方
SLJでは、まずジグを投げて、船の少し前に落としてやります。
その後の動かし方は狙う魚によって変わります。
ヒラマサ・ハマチ
ヒラマサ・ハマチの青物は、ジグを速く動かしてあげた方が良いです。
ジグが着底したら、すぐに巻き始めるのが大事です。
- 早巻き&ストップ ただ高速で巻いて、一瞬止めて、また高速で巻きます
- ワンピッチジャーク 竿を一度あおり、竿を戻す時にリールを1巻きします
- 早巻き&ロングジャーク 高速で巻いて、竿を大きくあおり、また高速で巻きます
いずれにしろ、ゆっくりより速く動かした方が、良い時が多いです。
良いアクションは、日々変わるので、いろいろ試してみましょう。
マダイ
マダイの場合も、ジグが着底したら、すぐに巻き始めるのが大事です。
- 早巻き&ストップ ただ高速で巻いて、一瞬止めて、また高速で巻きます
- ワンピッチジャーク 竿を一度あおり、竿を戻す時にリールを1巻きします
- ただ巻き ただまっすぐ巻いてきます
マダイの場合は、ゆっくりが良いか速く動かした方が良いか、日によって変わります。
ただ、マダイは水深の変化に弱いので、速く動かす場合は、特に船から離して、斜めにジグを動かす様にしましょう。
良いアクションは、日々変わるので、いろいろ試してみましょう。
キジハタ・カサゴ
キジハタやカサゴの場合は、意識的に海底付近で誘ってあげるのが良いでしょう。
- ハーフピッチジャーク 竿を一度あおり、竿を戻す時にリールを1/2巻きします
- ワンピッチジャーク 竿を一度あおり、竿を戻す時にリールを1巻きします
- ただ巻き ただまっすぐ巻いてきます
キジハタやカサゴは、あまり海底から離れたところまで、アタックしてくることは少ないので、海底付近をネチネチと誘ってあげましょう。
良いアクションは、日々変わるので、いろいろ試してみましょう。
人と差のつく、テクニック
人が釣れているのに相乗りする
ヒラマサやハマチの様な青物は、1匹がエサを食べると、それに連鎖する様に、周りの魚もエサを食べ始めます。
周りの人が釣れたタイミングで、特に集中してジグを動かすと、連鎖する様に釣れることが多いです。
水面までアクションを続ける
ヒラマサやハマチは、船のギリギリ、水面までジグを追ってきて、アタックしてくることがあります。
日によって変わりますが、ジグは毎回船の上まで上げてしまい、投げ直した方が良い日もあるので、覚えておきましょう。
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