人気ターゲットのヤリイカですが、なんとこのヤリイカ、家まで活かして持ち帰る事ができます。
でも、ヤリイカを活かして持ち帰りたいけど、゛何を用意したらいい?゛、”気を付けることは?”って事が気になりませんか?
釣具屋に行っても、ヤリイカを活かして持ち帰る為の道具なんて売ってないし、、、
そんな方に、この記事ではヤリイカの持ち帰り方と持ち帰りに使用する生け簀の作り方を紹介したいと思います。
- ヤリイカを活かして持ち帰ってみたい
- 鮮度の良いヤリイカが食べたい
- 活きてるイカを子供に見せてあげたい
こんな人は、きっと参考になるんじゃないでしょうか。
生け簀の作り方
用意するもの
まずは以下の物を用意しましょう。
- 衣装ケース ふた付き
- エアーポンプ
- 電池
- マジックテープ
- すき間テープ スポンジ製
- (グルーガン)
衣装ケースはあまり大きい物を選定すると、海水を入れたとき、重くなり過ぎるので、注意が必要です。
おすすめは35L以下の容量のケースを選定し、海水を入れ過ぎない様に使用しましょう。
キャスターはあると、持ち運びが楽ですが、船や車で動きやすくなってしまうので、キャスターを片側ロックして、傾かないと動かない様にする等の工夫が必要です。
手順① 衣装ケースのふたに穴をあけよう
衣装ケースのふたに1箇所穴を開けます。
工作室のあるホームセンターで購入すれば、そこで加工させてもらえたりします。
(店によって違うので、事前に確認しましょう)


穴開けの注意点は、いきなり目的の大きさの穴を開けると蓋が割れる恐れがあるので、小さい開けて徐々に大きくするといいです。
また穴の大きさは、使用するポンプによって変わりますので、用意するポンプのホース軽を確認して、穴を開けましょう。
Φ3ぐらいから、0.5mm刻みで少しずつ穴を大きくしていくと良いでしょう。
手順② 衣装ケースのふたにエアーポンプのチューブを通し、固定しよう
先ほど衣装ケースのふたにあけた穴にエアーポンプのチューブを通し、BOX内に入る方にストーンを付けます。
ストーンが底に付く様にグルーガンでチューブを固定します。
グルーガンはネットでも購入できますが、100均とかでも購入できます。

手順③ エアーポンプと衣装ケースを固定しよう
エアーポンプと衣装ケースのふたにマジックテープを貼付け、固定をします。
電池の交換等を行う必要がある為、簡単に外せる方法で固定しましょう。


マジックテープもネットでも購入できますが、100均とかでも購入できます。
手順④ ふたのすき間を埋めよう
このままでは車の揺れ等で、ふたのすき間から海水が出てくるので、すき間テープで漏れ防止をしましょう。
すき間テープはパッキンの様な物だと、エアーの逃げ場がなくなってしまう為、スポンジタイプを選定しましょう。
衣装ケースの溝の幅より細い物を選定して、100均等で購入しましょう。
以上で生け簀が完成です。
お家に持ち帰ったヤリイカはどんな感じ?
実際に持ち帰ったヤリイカの動画です。
元気に泳ぎ回っていますね。
活きイカを持ち帰れれば、動画の様な鮮度抜群のイカのお刺身がお家で食べれます。
こんなイカ刺しがおうちで食べれるなんて、夢のようですね。
持ち帰りの注意点
水温が高くなるとヤリイカがすぐに弱ってしまいます。
その為、持ち帰りの車内が暑くなり過ぎない様に注意が必要です。
ただし、12月~3月までであれば、車のトランク部に乗せておけば、陽が昇って車内が暑くならなければ大丈夫だと思います。
1度に持ち帰るイカの数は、ケースの大きさによりますが、7匹以下にしておきましょう。
また、ヤリイカ以外のイカを持ち帰るのは難しい為、避けた方が良いでしょう。
なぜヤリイカは活かして持ち帰れるの?
他のイカは持ち帰るのが難しく、ヤリイカが活かしての持ち帰りに適しているのかというと
- スミを吐きにくい
- 水温・外気温の低い冬季に釣れやすい
- 他のイカを食べたりしない
といった点が挙げられます。
特にスミを吐きにくいという点が大きく、他のイカでは少しの刺激でスミを吐いて海水を汚してしまい、ケース内のイカが全滅してしまう事が多々あります。
ただし、ヤリイカでも刺激を与えすぎるとスミを吐くことがあるので、気を付けましょう。
また、スルメイカなどは他のイカを食べてしまったりするので、活かしての持ち帰りには向いていませんし、船についている生け簀に入れている時も他のイカを食べる時があるので、なるべく隔離しましょう。
すべてを揃えても5,000円もしないと思いますので、一度活きたイカの持ち帰りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
イカメタル全般についてまとめた記事を用意しております。こちらの記事を是非ご覧ください。
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